バケモン達の宴

 ハイキュー!!を読んでください。

 

 

開始直前

 いつも一緒にクイズをしてる人たちと近くに座っていた。川上くんの司会がめっちゃうまいな〜と思った。かと思ったら唐突な「3秒前」で笑いそうになった。

 

ペーパー

 昨日以前に「85点くらい取ったらさすがに抜けててほしい(でもまあ緑だよねえ、って思う」的なことを某人と話したりしていたが、開けてみたらさすがにそうはならないよね?という難易度に感じた。序盤から「たぶんあってるけど微妙に不安」程度の問題が結構な数あり、自己採点しても「アド付きもあり得るし紙落ちもあり得る、周り次第」くらいしか感想を持てなかった。ペーパーそのものはすごく好き。からきし解けなかった問題でも答えを調べると知ってる言葉で、(もちろん題材の幅も拡張されたのだろうが)今までも当然出題されていた題材について、切り口を絞ったり変えたりすることで差を生み出せるペーパーになってるな〜と思った。90番台はシンプルに知らないことがたくさんあった。

 緊急地震速報スルーは怖いので次から対応お願いします😢

 

自分の2R

 呼ばれた。しかも川田さんの隣。壇上上がりたいという願いががようやく叶ったうえに、壇上上がったうえで実現させたいことがひとつ叶ってしまった。ほかにも、石野さんも長野もかわださんもいて、ウキウキしていた。メンツやばいという声が聞こえたが、どこの組だろうと僕はほかの人より格下でやることは変わらないと思っていたので、なんと悲観はまったくしていなかった。

 それでも、最初の4問くらいは、うまく聞こえていなかった。いや聞こえてはいたのだが、頭でことばの意味を咀嚼するのに時間がかかっていて、とても連付き5-2を戦える状態ではなかった。これではだめだと目を見開き、なんとか集中状態に入ることができた。そうこうしているうちに川田さんがさっさと抜けていってしまい、夢の時間は一瞬で終わってしまった。しばらくののち、『容疑者Xの献身』で初日。読んでないが、本屋に月4くらいで通ってる甲斐があった。Ankiでも見た。これで、俺のクイズやってればボタン点くじゃんと思えた。「藤波朱理」で2◯め。集中できたら調子がいいじゃんとは思わなかった。俺本番に強いじゃんと思った。連答チャンスで聞こえてきた「8時だョ!〜」は、番組名の時点で押すことも考えたが、さすがに分岐があると思って先を聞くことにした。結果連答チャンスは消えてしまったが、僕はこういうクイズをしている。3◯めがなんだったかは忘れてしまった。川田さんがスタンドマイク解答するときのマイクの持ち方のモノマネをしようとしたことだけ覚えている。で、さすがにこの連答チャンスは点けにいこうと思った。押しごろの問題が来て、とりあえず点けることに成功。「(グラ?グラナダ......?グラナダに広場なんてあるか?あるだろうけど知らないな、グラから始まる知ってる広場探すか、あっグランプラスあるわ、所在地どこだっけ、ベルギーだ、ベルギーのでかい都市たしか首都だ、)ブリュッセル!」ここまで3秒、制限時間ギリギリ。思考がめちゃくちゃはやくまわっていることを自覚していて、その結果絞り出した答えに正解ランプが鳴ったことになぜか驚き、喜びより先に「あっマル!?」の気持ちが先に来てしまい、なにやらフニャリンとしたガッツポーズをしてしまった気がする。0.5秒くらい経って、狙い通りの連答勝ち抜けに成功したことに気づき、大ガッツポーズ。もうちょっとかっこよく納得のいくガッツポーズしたかったな。

 

自分の2R後

 インタビュー部屋に行くと石野さんがいて、なんかすごく安心して、涙が浮かんでしまった。インタビューでは終始同じ言葉を繰り返してしまい、へたくそだなあと反省しながら席に戻った。さて、jさんと同じ組になったのは誰だいと画面を見たら、なんとびっくり森慎太郎。自己採点(か手応えか)良かったらしいというのは聞いていたが、いくらなんでも2位とは思わなかった。最高最高最高最高最高!!!森慎ってクイズやるときがいちばん感情出てていいですよね。そして大治も大信頼クイズ!!杉山くんさんはだいたいの大会でずっと強いのすごい。

 3組めは、塚さん青安定みたいな感じなの強くなりすぎなんなんですか、黄色最上位の方はどうしてそこにいるんだ、と思った。石井さん3R進出アツすぎ!!!!!!プロ野球ならカムバック賞ですよこれは。

 4組め、宮原さん青乗ってなかったかでもまあいけるいける!!と思っていたら、48位がめくれて思わず声が出た。最高最高最高最高最高最高最高最高!!!!!!!!!!廣部くんつえ〜〜、北海道勢抜けすぎ〜〜〜、などと思っていたら大変な展開になった。桐原くんが芸能刈り取ってたのがよかった。

 

休憩

 エガミとしゃべって、昔観たQさまで無双してたクイズ最強高校生と一緒の組でバチバチバトルできてうれしかった、と伝えられて満足。またやりましょう。

 

自分以外の3R

by〜山本さん惜し!!!!塚原さん惜し!!!!加瀬さん初手2連誤答から立て直せるのすごすぎる。jさんってマルバツなくなって行くコースbyなんだ。

updown〜石野さん最強最強!!!!!!!!大治ってupdownなの!?

Swe〜川田さん最強最強最強最強!!!!!!!!!!!ほんとうに最強すぎる。その後の展開アツすぎた。森慎の感情乗ってるクイズ、いいよね〜〜〜(再掲)。

 

自分の3R

 なんか企画でFreeze得意っぽいことがわかっていたので、Freezeを選択した。たぶん先行はできないが、1抜け以外のほか3人が誤答してる合間にスルスル正解して2枠めを取る、という想定でいた。そしたら谷口さんと徳久さんの2人に先行されてあれあれとなってしまった。結果なんとか平たい状態で残り1枠の状態にできたが、徳久さんが強くてあっというまに差が開いてしまった。わかっていたことだけど、徳久さんには知識量でまったく敵わず、僕が絶対押せない知らない前フリで正解を積まれてしまうことが確実に数問あるので、それを前提に、押せるものは全部ちゃんと押して全部正解する、をやらなきゃ勝てんね、と再認識する。そうしたら、なんかあんまり覚えてないけど、点けるべきものを点けられて、イチローじゃねと思って押したやつも軌道修正できて、両者リーチまで到達することができた。で、最後の問題、僕はプラグインハイブリッドカーというものがどういうものなのかきちんと理解していなくて、点けたとてそう発声できる可能性はは体感7割くらいしかなかった。そういうものを押して正解して勝ち抜けることもあるだろう(7割なら攻めるべき局面だ、という意見も非常にわかる)けど、残り3割を引いたときに個人的にとても後悔が残るタイプなので、押さなかった。もしかすると、「ことを、」まで読まれていたら咀嚼しきって確信を持って押せていたかもしれないが、「ことを」くらいで徳久さんに押されてしまい(たしか)、敗北。僕は、「7割で押さなかったのが悪い」より、「3割を事前に埋めてこなかったのが悪い」と思うタイプ。まあでも今回は川田さん石野さんとのタイムレースまであと一歩だったから、押してたらどうなってたんだろうと珍しく考えている。正解できていたかはわからない。これが今後のクイズにどう影響するのか、楽しみではある。たぶんなにも変わらない。

 

敗者復活

 ルールをちゃんと読んでおらず(ごめんなさい)、8人まで絞ることを実施中に知った。ごめんなさい。

 個人的に正面突破したい気持ちがかなり強いので、いつもの敗者復活は気楽に臨んでいるのだが、今日はさすがに3R惜しかったランキング1位を争える、9人め選ぶなら俺だろ!とけっこう思えていたので、復活する気満々だった。なんか気合いで筆記を抜けたが、敗者復活筆記通るのも初めてだったかもしれない。地獄変だけ危なかった。ほかが危なくなかったのはえらい。

 早押し大反省。僕が頭で浮かべてたのは「ビターチョコデコレーション」だった。さん付けも忘れた。大謝罪。すみません。

 隣に座っていたフミさんが、終始楽しそうに、他人を称えながらクイズをしていて、一緒にクイズしていて気持ちよすぎだった。マジで良かった。また一緒にクイズお願いします。あと、舞台準備のあいだにマリパ雑談をしたおかげで、緊張がかなりほぐれました。隅田さんフミさん山本さんありがとうございます。僕のマリパ歴は、友達の家で6をちょっとやったことがあるだけです。

 今日の敗者復活、すごく楽しかったです。

 

タイムレース

 全セット、いままで見たタイムレースのなかでいちばんすごかった。川田さん強すぎる、6点で敗退になる2セットめ何?、27-30-30って何?????。石野さん6連答かっこよかった。6連答以外もかっこよかった。人への思い入れ抜きにして、はじめてクイズの勝負見てるだけで涙が出た。最高でした。ペーパー抜けて2R抜けて、やっとあんなに羨ましかったバケモン達の宴に混ざれた、と思っていたけど、タイムレースのバケモン度合いはレベルが違った。まだここには及ばないと思った。次はここにも混ざれるようになりたい。

 

トリプルセブン

 セコンドに呼んでもらえた。また川田さんのセコンドできるなんて嬉しすぎ。僕はABC7で片山にセコンドに呼んでもらっていて、そのときの相手もjさんと加瀬さんだったので、僕だけリベンジマッチだった。ほかのセコンド、jさんは大学時代から北海道つながりでお世話になった林さんと石井さんだし、加瀬さんはかわださんと森慎だしで、思い入れのある人しかいなくて最高だった。

 第1〜3セットの川田さんは苦しそうだった。というよりjさんと加瀬さんが強かった。でもギリ押し負けばっかだったのでぜんぜんいけるぞ!と話していて、そしたら第4,5セットは最強の川田さんが帰ってきた。これは流れ最高だしこのまま勝つぞウオオオ!!!!と思っていたら、jさんが強かった。おめでとうございます。繰り返しになるけど、また川田さんの背中見てセコンドできて、ほんとうにうれしかった。タイムレースよりもバケモン度合いが上がっていて、もうなんなんだとしか思えなかった。ここにも混ざれるようになれるといいな〜〜〜混ざるぞ!!

 かわださん、いつも過剰にふざけているのに、クイズの真面目な場では絶対にふざけないの、すごく好きです。

 

これまでこれから

 abcで結果を残せず、でもこれから強くなるんだwow wowと思って、でもでもたぶん現役のトップ層ほどガチガチに仕上げたりすることは(気持ち的にも、行動的にも)できなかった。でもでもでも、周りの人と「クイズってこうだよね〜」と話したり、自分で「クイズってそうだよな〜」と考えたりして、自分が好きでやりたいクイズをやるために、ずっとクイズをやっていた。Anki面倒だな〜と思ったことは何度もあったけど、クイズつまんねえな〜つらいな〜とは一度も思わなかった。そして、ラストイヤー紙落ちから約2年半、ABC7惨敗から約2年、ようやく混ざりたかった場所に混ざれた。めちゃくちゃ楽しかった。だから2Rは自然と声が大きくなって、3Rはたぶん静かにしていたけどずっと楽しくて、敗者復活以降はずっとニコニコしていた。だって楽しすぎるから〜〜〜〜。amorphousのみなさん、ありがとうございました。今日この世でいちばん偉大な団体でした。

 僕が強くなりたい理由は、僕がクイズをやるぶんにはその方が楽しいと思っているから。混ざりたい場がまだまだあるから、これからもクイズします。これからもクイズしましょう。クイズ楽しいよ!!!と僕は信じている。

 

 

 響け!ユーフォニアムを観てください。寺内は熱を下げてください。

すずめの戸締まりを観た

平気でネタバレを書いているので、まだ観ていない人はブラウザバックした方がいいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ポケモンでたとえるなら「最大HPの1/2だけこころのHPにダメージを受けるが、(何かしらの)個体値が4上がる」みたいな体験をしたので、観るのであればこころのHPが半分以上あるときにすることをおすすめします。

 

 

 

・重めの話だということはうっすら知っていたが、開幕から殴ってくるとは思わなかった。2時間こういう感じねと受け取った。

・風景がずっときれいだった。あまりにきれいだった。

・めっちゃ作画枚数多くない?って場面もあった。すごい。

原菜乃華さんが終始よかった。すずめがもつ元気さととても合っているな〜と思った。

・ルミさんが伊藤沙莉さんだったとエンドロールで知った。めちゃよかった。

・椅子のからだに慣れたらあんなに跳べるの? アクションが見られて楽しかった。

「たくさん人が死ぬね」 よく無邪気な声で言わせたなあと思った。

・『ルージュの伝言』には鳥肌が立った。こいつ正気かって思った。あの場面以来ずっと眉間にシワが寄っている。

・草太を引き抜く場面の「私が要石になる!」というセリフ、すずめのまっすぐで尊い愚かさが詰まっていて、よかった。

・「行ってきます」の連打はこたえた。

・ダイジンとサダイジンが結局なんなのかわからなかった。あらゆることをわかろうとするのは愚かかもしれない。

・個人的には「面白かった!」とも「よかった!!」とも言いづらいが、「『君の名は。』より『天気の子』より『すずめの戸締まり』がいい」とは言うと思う。

・小説版を買って、『君の名は。』以前の新海誠監督作を観る。

過去自作問題集語り

 直近のお気に入り以外、過去自作を読み直すことはほとんどないのですが、なんとなくいい節目なので振り返ってみることにしました。

 問題集名をクリックするとBOOTHの商品販売ページに飛べるようにしたので、気になるものがあればお買い求めいただけると嬉しいです。

 

『ハミングロード』(2020年3月出版)

 初めての自作問題集。難しくなりすぎない範囲で、手なりで作ったものをそのまんま出しただけみたいな問題群。大3も終わろうというのに普通の企画やったことないじゃん!と気づき、先輩の卒業前に慌てて企画を打った思い出があります。

 ふだんこの問題集を読み返さないのは、問題文の日本語が書けていなくて恥ずかしいからです。今日久々に読んだら、書けてるのもあるけど書けてないのもあるなあという感想になりました。そんな問題集を売るのはどうかと思い、販売を取り下げようかとも思いましたが、購入してくださった方や「良い!」と言ってくださる方に申し訳ないのと、自分への戒めを残しておこうというのとで、引き続きBOOTHに置いておくことにします。1問1円未満なので許してください。

 コラムも日本語が青くてほんとうに嫌。穴掘って埋まりたい。

 

『First Step』(2021年5月出版)

 クイズプレイヤーに出題することを前提に置きつつ、クイズ以外の経験や知識から答えられるような問題を目指した群。共感性が高いクイズ・ベタな題材を扱いつつもベタから距離をとったクイズをやりたい意識が強い時期だったのだろうと思います。この問題集には反映されていませんが、この問題たちの作成期間とほぼ同時期にabc west 3rd問題業務をしていたことで、作問スキルが大幅に向上したと思います。周りの作問上手同期・選定上手同期に感謝。

 本問題集時点でも面白いクイズはいくつか作れていますが、まだまだ確率事象に過ぎないという印象は否めません。まあいくつか作れているならいいか。楽しんでもらえる問題集になっているとは思います。

 コラムは相変わらず気持ち悪いので読まないでください。

 

『高速道路』(2021年5月出版)

 『First Step』と同時期に作問したものの、『First Step』には採用できなかった問題をまとめた問題集。ほんとうに雑多なのでどんなものを作問したのかぜんぜん記憶が残っていませんでした。おすすめでも非おすすめでもありません。クイズとしては成り立ってるはずなので、フリバ用問題集が足りないときとかにどうぞ。

 

『OUQS OF THE TEAR 2021 記録集』(2022年1月出版)

 個人問題集としては最新作。自分なりにクイズの真剣勝負ができる群を目指して作った問題たち。詳細な作問思想はBOOTHの商品サムネにも載せているので、気になる方はそちらを読んでいただければと思います。

 OUQSという箱を鑑みて、問題文中で使用できる語彙や知識のレベル、および解答自体の難易度が、基本問題No.1決定戦を謳うabcと比較して0.5段階くらい低くなるように設計したつもりです。歯応えが足りないと感じるOUQS民がいたかもしれませんが、自分としては妥当なところだったと思っています。これはこれでひとつの形ということで。

 反省点は、自分の扱える知識レベルが足りてないが故に、辞書的な説明に終始した問題が多くなってしまったところ。もう少し切り口を多様に、かつハードな前フリを増やせればよかったなと。裏どりミス・計算ミス・ただのポカと、出版してから3つも修正が入ってしまった点も大反省。

 といっても、全体としてはよくできている問題集だと自負しているので、フリバ・勉強用にお役立てください。abc the 20thでもそこそこ的中を出したことですし。

 

 

 

 ひさびさに読み返してみると、今までの自分の作問はほとんど大衆向けで、クイズをクイズとして取り組んでいる人には宛ててなかったんだなあと気づきました。別に悪いことではないんですが。今後はクイズ人に向けたクイズも作れるようになりたいですね。

クイズふりかえり -学生クイズ編-

 今までを日記みたいに書いてみたくなったので、書きます。

 最近自覚したんですが結構自己顕示欲とか承認欲求が強くて、そんな僕に温かい言葉をかけてくれる方々がいてくださってありがたい限り・お恥ずかしい限りです。

高校より前

 もともとクイズ番組とか見るのが好き(よくある出だし)で、IQサプリとか平成教育委員会とかQさまとかをよく見ていました。高校生クイズは、知の甲子園時代は観てました。レオーノフと東くめとアスクレピオスの杖は高校生クイズを観て覚えました。勉強は好きだったし知識を増やすのは楽しいのに、それを共有できる友達が周りにほとんどいなかったので、はやく高校行きたいなと思っていた記憶があります。

 

高校時代

 1年生で寺内とメンサと同じクラスになる。ヤバい奴が大好き&クイズに興味はあったので、自己紹介で自分の名前より先にランドルト管の紹介をする寺内を一瞬で好きになる(普通に語弊があって、寺内は別にヤバくなくていい奴ですよ!!!)。僕は毎日野球をやって授業と休み時間は寝倒す生活を送ったけど、なにかと絡みに行ってはクイズの話を聞くのが楽しかった。2年生になってクラスが離れても寺内クラスの教室に行って絡みに行ってた気がする。クイズは楽しそうだなあとは思ってたけど、何より寺内の人柄がいいから。

 2年生になって野球部が全道に行ったとき、テレビの取材が入ってなぜかクイ研出題でクイズ大会をすることになる(寺内問読み・野球部のベンチ入りメンバー解答。僕は見学。なんでこうなったの???)。寺内のせいで1年生の頃のクラスメイトには「なぜ山/→ジョージ・マロリー」が常識になっており、無事同級生が回収する(「押すの遅かったな~」と悔しがっていたのが印象的。僕も「そうだよ~」といった記憶がある)。最後は「日本で一番広い湖/→霞ヶ浦」を先輩が正解する(パラレルの概念知らないのにすごくないですか?「ですが問題」の存在は知ってたんだと思うけど、すごかった)。

 3年生は野球と受験(授業を寝まくっていたせいで学力はカスだった)のおかげでクイズに触れる機会は少なめだった気がするけど、寺内とかメンサとかとはちょいちょい話していた。「大学でクイズやれよ~」って言われたっけ?言われた気もするけど、当時は楽器弾くのにも興味があった+真剣な人たちの中にモチベ半端人間が入るの申し訳ないという理由であんまり入る気はなかった(結局自分も真剣な人になったのだけれど)。

 

大学~現在

 ↑の理由でクイ研にはあんまり行く気がなかった(というより気が引けていた)が、サークルオリエンテーションでビラをもらい、そこに高校時代にありえんほど聞いた「なぜ山/」が書かれており、テンションが上がって部室に行ってみることにする。初めて扉を開けたときはたるおさんが問読みしていた気がする。他の人たち全然覚えてない(すみません)けど、すごいおデブがいたのは覚えている。まさか同級生とは。結局クイ研に入ることにする。1年生の頃は、ナチュラル知識が他の人より少なかったこともあり、ボタンつかなくてあんまり楽しくないな~の時期が長めだった気がする。ちのせとか339とかがめきめき強くなってて、すごいな~って見てた。とりあえず1年生用にもらった問題を読んでいて、その企画ではめっちゃがんばった(ちのせに負けたけど)。さらにそのあと、かわたさんが別に渡してくれた問題の企画で優勝できてうれしかった。初めてのabcの四択は全体の真ん中より下だったけど、壇上にたるおさんやかわたさんが上がっていて、勉強して強くなりたいなあと思い始める。

 2年生になって、とりあえずabcを読み始める。夏のSTUは8点くらい足りなかったけど、勉強の成果は感じた。大きなターニングポイントはabc west2。なんと紙抜け、2Rも勝ち、3Rもそこそこ戦えた。決勝はかわたさんの優勝をセコンドとして見せてもらい、よりモチベーションを上げる。abcは四択落ち(148位くらい)+筆記自己採点はボーダーまであと2点くらい。四択って難しくないですか?

 3年生はいい加減成果を出したいなと思い続ける。夏のSTUで53位くらいを取ったり、新人王で3勝部屋に行けたり、BNSでカスのクイズをしたり、UNIONで楽しくクイズをしたりする。冬のSTUでやっと紙抜け。

 4年生は情勢と自分の状況が悪かったせいで、大会にはあまり出られず。いろいろ考えた結果Ankiはやめる。その代わり作問をいくらかしようと思って、ぼちぼちやる。abc18thは四択通過するも断念。abc19thはペーパー次点。これで僕の学生レギュは終わり。

 

これから

 abc19thで抜けられなかったのに思ったよりショックを受けていない自分がいて(悔しいは悔しいけど)なんでだろうと思ったんですが、僕のクイズは、「クイズ大会で勝つこと」は最終目標ではなく副産物みたいなもので、「クイズを通して世界のいろんなことを知って、楽しい人生を送ること」がゴールだからなのかなあと思いました。Ankiをやめたのもこんな感じの理由でしたし、作問の過程で自分の知らない面白いことをたくさん知れて楽しかったので、これが自分には合ってるのでしょう。勝負事は好きなので大会でも勝ちたいですが!人生の目標のひとつに「どんな話題でもある程度話ができるくらいの知識人になりたい」っていうのがあって、それとクイズが相性がとてつもなくいいんです。理系学問はもとより、どんな本が面白いって話がしたいし、どの武将がかっこいいやら強いやらって盛り上がりたいし、お金を儲ける仕組みを知っておきたいし、あらゆる漫画を読み尽くしたいし、いろんなゲームでいい勝負がしたいし、楽器を弾けるようになりたいし、お笑いに詳しくもなりたい。こんなこと言ってたら時間もお金も自分のエネルギーも足りないんですが、人生を彩る趣味の中にクイズがあるので、ぼちぼち付き合っていきます。出られる大会があればもちろん勝ちたいですよ。これからもよろしくお願いします。まずはトムがおごってくれるらしい(限度額付き)のが楽しみです。

クイズふりかえり -abc編-

 お疲れさまでした。

 僕の最後のabcはペーパー49thに終わり、ついに壇上に立つことは叶いませんでした。悔しいは悔しいけど思っていたより後悔はない、でもやっぱり悔しいなあみたいなよくわからない感情で大会翌日を過ごしています。「悔いはあるけど悔いはない」とTwitterで言いましたが、本当にそんな思いです。「あれ書いとけばよかったな」「思い浮かんだけど別の言葉書いちゃったな」という悔しさはあれど、そこで別の言葉を選べた気はしないし、出した答案が昨日の僕の全力だったと断言できるので、あれで落ちるなら抜けた人たちがすごいのでしょう。例年のabcペーパーと違って取りこぼしだらけの時点で仕上がり不足は否めませんが(毎年abcだけは「現時点の実力ではこれ以上点あがらないわ」みたいな出来を出せていた)、これはこの1年座学をほぼしないことを選んだ自分の選択のせいだし、abcを一番に据えて努力してきた人とそうでない人の差(もちろん僕にとってもabcは大きな目標でしたが)だったのかなあと感じています。やっぱりあの空気感はいいもので、4回きちっと出たかったなあとも思いますが、こればっかりはどうしようもないことです。

 

ペーパー

 問題一問一問のふりかえりはしません(悔しくなるので)が、かいつまんで感想を。

・4択は択を意味わからんほど当ててさすがに抜けたやろという出来。毎年ここが一番の関門っぽかったので嬉しい。普通に難しくなってた印象。ボーダーいくつだったんですかね、80切っててもおかしくないんじゃないですか?

白内障緑内障の区別が一生つかない。「視力が下がる→視力がよくない→りょくない→緑内障」って覚えてたんですが、白内障も視力下がるんですね。

・神話エピソードを常識扱いされると僕は死ぬ。

・SAOを勘で書けたのは嬉しい。Lillyのおかげ(SAO好きだった気がする)。

モンテクリスト伯を思い出せず。こういう劣化が起きてる自覚はあったので簡単め問題群をざっとさらうことは直前にしたんですが、やっぱりすり抜けちゃう。

・「クラブチャンピオンズリーグ」と書いた(たぶん×)。

・仕事が書けなかった。そういう理系は檀上立つ資格ないぞということなんでしょう。

春琴抄痴人の愛で迷い、後者を選択。これも弱いけど弱いからしょうがない。

旭化成出すの、すごいですね。

モンドリアンを思い出せず。モンテクリスト伯と同じ。

・適当に「有証報告」と書いたらニアミスしていた。

・内田百閒書けたのはトミーのおかげ。

 

EQIDEN

 予選は大丈夫だろうと思いつつ、誤答が命取りのルールだったので万が一があってはいけないなあとちょっとは心配だった(普通に勝ってくれてよかった。そういやまだスコア訊いてなかった)。

 本戦、いい戦いしたね。地下にジャンルがかすってる問題をにん店がさらっていったのには大笑いした。まさくんも相変わらずの強さ。ただのAnkiマシ―ンじゃないところを見せてくれるのが好き。そんでずっきー!!!ずっきーなあ、選考会から最高のクイズしてて、信頼感が半端なかった。初めての大きな舞台+そこそこ追う立場みたいな局面で心配もしたけど、変わらぬ強さをみせてくれて嬉しかった。ああいうクイズしたいなと憧れる。

 

abc本

 紙落ち(落涙)。これは嘘で、紙落ちが判明した時点・次点発表では泣いてない。壇上に上がれない時点で「次点だったらいいなあ」と願ってはいた(僕の中では順位は上の方がいいに決まってるので)。本当に次点とは思わなかったけど。一番レアな色のプレート貰えて嬉しい気持ちもある。紙通過して早押しで負けた年下の子たちが「情けないです。もっと強くなります」って言ってるのに、「プレート貰えて嬉しい」なんてのたまうラストイヤーでいいのかなって感じだけど、これが僕のクイズ人生なのでいいんだと思う。

 後輩たちが強かった。にん店は何かしらが合わなさそうで動きづらそうだったけど、強いの知ってるので来年しれっと二つ名もらえるとこまで行くんじゃない?2Rの抜け方わからんって言ってた(いつの話?)まさくんが軽々と抜けたのもすごく嬉しかった。そしてなによりLilly。3連答さすがですね。二つ名出た瞬間に本当に泣いてしまった。かわたさんの存在は本当に大きいけど、誰よりも真摯に努力を重ねているのはLilly本人なので、本当に頑張ったんだなあと感慨深くなってしまった。SFでは悔しい思いをしただろうけど、2年生であそこに立ってるのはかわたさんでも成し遂げてないので、来年も再来年も帰ってきて、別のLillyだけの二つ名をもらってほしい。

 寺内のこと忘れてた。舐めてたみたいで申し訳ないけどペーパー2位すごすぎ。早押し強いのは知ってるのでSF勝つまで特に驚きはしなかったけど、Fはいくらなんでも強すぎ。王です。

 

 

 これくらいで昨日のふりかえりは終わりです。もともとクイズやめるつもりなんてなく、ただ多少面白くない努力とかをゴリゴリやるのは学生で終わりかなと思っていましたが、茶プレートに「やめんな!!」って言われてるみたいですね。まあ勝つためだけのAnkiとは既にお別れしているんですが。何かの目標や対策のためにクイズするのはたぶんもうあんまりないですが、気ままに問題作ったり読んだり押したり、何より世の中の面白いことにいっぱい触れて、結果的にクイズ強くなりたいです。勝負事は昔っから好きなので。「寺内と檀上でクイズする」目標、まだ諦めてないから寺内もクイズやめないでね。

留年、研究室異動、そして―

 色々やってたことが一旦決着したので、近況を書きます。クソ長くなってしまいましたが、最初と最後だけ読めばだいたい状況はわかると思います。まだ戦いは続くんですが...

 

留年します

 さんざんTwitterで醜態を晒してしまってすみません。それもこれも全部研究室のせい。

 偶然タイムリーな記事があったので貼っておきます。記事内での上司の発言はさておき、被害者の方が陥っている状態がマジでそっくりでびっくりしました。これが社会的にハラスメントなら、僕も自信もって立ち上がっていいのかなと思えました。

https://mainichi.jp/articles/20210210/k00/00m/040/047000c

研究室配属~研究室に行けてた頃(去年3月~7月末)

 3月、当たり障りない宣伝文句につられて現在の研究室を希望。コロナのせいで実際に研究室に行けるようになったのは6月から。配属当初はとりあえず研修といった形で実験手法を教わる(これは別に何も問題はない)。

 7月末、卒研の内容教授に相談に行くと「君のやりたいことを伝えられていないからこちらとして用意できるプランは何もない」「本当にやる気ある人ならとっくに始めてるんだよね、もう7月だよ?」「大阪大学にも君みたいなやる気のない人がたくさんいるということがわかってきていて、そういう人たちはうちの研究室に来てほしくないんだよね」といったことを言われる(教授は阪大に来て3~4年目くらい)。そりゃ明確なテーマを僕が持っていったわけではなかったけど、コミュニケーションをとって相談したいと思っていっただけなのにめっちゃ人格否定されショックを受ける。

 そもそも僕は、配属当初に「筋肉に興味あります」って言ってたのに全スルーされていた。どうしてこんなことを言われなきゃならないのか疑問に思いながらも、自分の能力不足・意識不足だと自らに言い聞かせ納得させる。

おかしいと思いながらなんとか研究室に行っていたころ(8・9月)

 なんとかテーマを設定し、教わった実験を自分で進めようともがく。朝9時半出勤、夜はだいたい20:00くらいまで(遅いときは22:00くらいまで)実験をする毎日を送る。担当の助教は実験手順みたいな形式的なことはちょいちょい教えてくれたが、ちょっと質問に行くと「なんでそのやり方でやったの?」「研究ってもっと考えてやるもんだよね(笑)」的なことを言ってくる。(いやあなたに教わったからですが...。考えなきゃいけないのには賛成だけどまずは教わったことをやるでしょうが。)

 なんとか9月下旬まで実験の日々を送る。9月は院試勉強も両立させていたので、夜遅くに帰ってきて飯とか家事とかして日付変わってから数時間院試勉強みたいな生活になる。先生方からは基本放置なので全部自分でやろうとするが、そりゃうまくいかない(相談に行ってもまともな答えは返ってこない)。「どうして一人で全部やらなきゃいけないんだろう、まともにコミュニケーションを取ろうとすらしてこないのおかしくね?」みたいな思いを溜めていく。

 院試終了翌日は何とか学校に行くも、その次の日にメンタルが決壊。研究室を休んで一旦実家に帰ることを決意。そしたら数日後に父親が大阪に来てウケた(助かった)。

休養期前半(10・11月頃)

 10月~11月頭は実家で過ごす 毎日何もせず、漠然とした自己否定感・無気力感・希死念慮に苛まれながら、Mリーグを見る以外はほぼ寝っころがって過ごす。黙ってると精神が本当にダメになりそうだったので、仲の良い小中時代の友達にちょいちょい会ったりする。精神科に行き、抑うつの診断が出る。

 教授に研究室欠席連絡をすると、全く会話のキャッチボールが成立していない返信が来る。「俺の伝え方が悪いのか?俺がおかしいのか?」と、またもや辛くなる。ついでに「実験ちゃんとやってなかったし、このままだと卒業できないよ(要約)」とも伝えられる。俺のことなんて見てないくせに、ほぼ一日中一人でずっと実験してたのも知らないくせに、何言ってんだ?となる。

 11月頭頃、大阪に戻る。学科長みたいな先生に、研究室異動の手続きについて相談に行く。すると偶然にも同日、教授から「心配しています。困ったことがあったら頼ってくださいね。」と手のひらを返したかのようなメールが来る。マジの偶然だったらしいが、僕は学科長から話が行ってビビッて優しいメールを送ったのではと疑う(そうでなくても信用などしていないが)。

休養後半(12月~現在)

 NPO法人のNAAHに相談したりする。それなりに精神は落ち着いてきた。

 年が明けて1月、進路を考え始める。結果、研究室を異動した上での留年を目指すことを決める。親も全面的に同意してくれた(マジで感謝)。教授から実家に電話が言っていたらしいが、親・僕ともに完全無視(「オンラインを活用して卒業できる」みたいなことを言っていたらしいが、親は「本人に決めさせる」と一蹴したらしい。当然親は卒業を望んでいると思っていた様子の教授は戸惑っていたらしい(そりゃそう))。

 以降、ひとつひとつ手順を進め、一昨日めでたく留年・異動が確定。ただ最近は10月末くらいのメンタルに逆戻りしていて、辛い。(原因は教授にメールを書かなきゃいけなかったから。メールを書いても全然わかってないこと丸わかりの返信が来る・学生に対して誠実に向き合ってくれることなどないことが目に見えていたので滅入っていた。)一応、教授に「研究室が原因で精神を壊していました。留年して別の研究室に行きます。お世話になりました。」とメールすると、「メールありがとう。今までのことは気にせず、これからも今まで通り頑張ってくれることを期待しています。」と返信が来る。僕、もはや何も期待していなかったとはいえさすがに呆れ果てる。「あなたに傷つけられました」ってメールを受け取ってよくもまあしゃあしゃあと「今までのことは気にせず」なんて書けるよな。

今後

 帰省間近なのでスケージュール難しいんですが、大学のアカハラ相談室に行くつもりです。形式だけの謝罪だけでもいい、なんなら去年分の授業料+奨学金(留年するので切られる)くらいは払ってもらいたいですが。僕に非が無い・相手が問題だらけだった ということを勇気をもって主張していきたいです。

 

 誤解をしてほしくないんですが、決して「酷いことを言われたから傷ついた」なんてことではなく、

・自分からは全くコミュニケーションをとろうとしない・相手に伝えるべきことを伝えない教授(地位が上の人間)が、学生(地位が下の人間)を一方的に否定し、「自分が悪い」と抱え込んでしまった結果自己否定感がマックスに達した

みたいな感じです。「学生へのコミュニケーションがカス」という印象は、僕自身への仕打ちがひどいというよりはむしろ、他の先輩方とのセミナーでの会話を聞いてずっと違和感を感じていたことです。全然人の話聞く気なんてなくて、自分の言いたいことを一方的に投げつけるだけ・受け入れてもらえなかったら怒るみたいな話し方をしていた。わかってんのかどうなのか、教授と学生という力関係を利用しているようにも見えました。だって「これやってね」を拒否したら「やる気ないよね」「そういう人はいらない」とかいって無視が始まるんだから。

 どうもこの教授、「できるだけ自分のやりたい研究だけやっていたい、自分の利益になるような自力で研究できる人材は歓迎」「研究以外の仕事はやりたくない、普通レベルの学生の相手なんてしたくない」「その割には自分のスタンスは全く伝えない(たぶん世間体が悪くなるのをわかっている)。意に反する学生が来ても仕事だから一応は受け入れるが、強い言葉は使わずに『お前(学生)が悪い』感を醸しだす」という生態っぽい。滅びてくれ。

 

  今日はこの辺で終わりにします。早く気が晴れる日が来てほしい。人と会話しないとマジで布団にくるまって溜息を吐く機械になってしまうので、できるだけ外の空気を吸って、友達・先輩・後輩と会うようにしています。外でしゃべる分には普通にできるので気にせず接してくれると嬉しいです。abcにむけて頑張れたらいいなあ。

 あと、諸々の業務を任せきりにして迷惑をかけてしまっている方々、ごめんなさい。「フリバとか大会とか行ってるくせに仕事はしねえのかよ」と思われても仕方がないですが、自分の精神衛生を大事にさせてください。本当に申し訳ない。

 お読みいただきありがとうございました。

 

 

氷菓

 気ままに更新するぞって言ってたらめっちゃ空いてしまいました。僕です。いろいろ吐き出して楽になりたいだけの回です。シンプル愚痴が多い&終わってる文章しか書けないので読んだら不快になるかもしれません。全然読まなくていいです。自己満で書くだけなので許してください。

 

進路がわからない

 端的に言うと研究室があんまり幸せじゃない。研究室側のが重視する/しないことと僕が重視する/しないことが全く合わないので、互いが互いを低評価しているような感じ。いやまあ実験が下手なのはすみません。

 先生的には「うちに来たからにはやりたいことが当然あるんだよね?」と思っているらしく、これまた当然ながらやりたいことがある人に来てほしいらしい。逆に言うと”この研究室で”やりたいことを言えない人には時間も金もかけたくないともはっきり言われた。申し訳ないことにそこまでのモチベを持って選んだわけではない。「〇〇(某細胞小器官)ってめっちゃ形変わるのか~面白~」くらいしか考えてなかった。でもたかだか卒業研究で、そんな明確なビジョンを持って選べる人の方が稀なのでは?そういう人材(先生の言う「世界の第一線を目指すような人」)が欲しいなら、説明会なりラボ見学受け入れとかでそう言えばいいのに。前者は軽くしゃべるだけ、後者は院の学生に全任せで、伝える努力をしてくれているようには全く思えない。伝えないから、軽い興味だけで入ってくる僕みたいな学生を世話しなきゃならなくなるんすよ。まあ実験大好きマンには願ってもない環境だと思うし、実験はそこそこに別に行きたい道がある人に対して「自主性を盾にした静かな圧」をかけるのさえやめてくれればな、と思う。人生賭けれるものが偶然大学のプログラムの中にあった人間が、そうでない人間も多いことに全く気付かず、「何しにここに来たの?w」みたいな態度取ってくるのはどうなんだ。一周まわってこの人の言うこと聞く価値ないなとまで感じてしまう。来年からは説明会で「”この研究室で”やりたいことがある人以外は来ないでください」って言ってくださいね。「大学のカリキュラム上の義務として、来る人を拒否はしません」じゃあないんだよな。はあ~~~

 

 ただ僕が将来に関して考え無しだったのはある程度当たっていて、それに気づく機会になったことは良かったなと思う。大学の研究室でやるようなとんでもない狭くて生活からかけ離れたようなテーマを一生かけて掘り続けるのは僕には無理で、もっといろんなことに触れて感じて味わう人生を生きたい。人生体験全てを還元できるような仕事、ないかなあ(虫良すぎ太郎)。世界を揺るがす大発見なんてどうでもいいから、人間性に魅力がある人になりたい。人生設計考えたときに、将来の選択肢などの面で院にはやっぱり言っておきたいので行くんですが、次の研究室の先生はもう少し視野が広い人だといいなあ。別に今研究をやること自体はそれなりに面白いので、要するに人間的な相性が悪いんすね。僕は僕の生きたい人生を生きていくんだと胸を張っていきたい。

 

 研究室/先生との相性の話はいったん置いといて、今やってる実験何回やってもどこかでミスるので一向に次に進めなくてつらい。プロトコール通りにやってるのに...。せっかくやる気出して自分オリジナルの実験計画立てようとしてるのに。全部投げ出して他のやりたいことやりてえ~~~。まあ、研究以外にも人生でやりたいことたくさんあるけど、今は専門的な武器の獲得を目指す時期だと思って頑張ります。もう先生方には卒業させてくれることしか期待する気になれん。結局自分がどうするかじゃな~~

 

 終わりです。しんどみを吐き出しただけです。お目汚し失礼しました。ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。甘いことを言っている若造ですが今後ともよろしくお願いします。