留年、研究室異動、そして―

 色々やってたことが一旦決着したので、近況を書きます。クソ長くなってしまいましたが、最初と最後だけ読めばだいたい状況はわかると思います。まだ戦いは続くんですが...

 

留年します

 さんざんTwitterで醜態を晒してしまってすみません。それもこれも全部研究室のせい。

 偶然タイムリーな記事があったので貼っておきます。記事内での上司の発言はさておき、被害者の方が陥っている状態がマジでそっくりでびっくりしました。これが社会的にハラスメントなら、僕も自信もって立ち上がっていいのかなと思えました。

https://mainichi.jp/articles/20210210/k00/00m/040/047000c

研究室配属~研究室に行けてた頃(去年3月~7月末)

 3月、当たり障りない宣伝文句につられて現在の研究室を希望。コロナのせいで実際に研究室に行けるようになったのは6月から。配属当初はとりあえず研修といった形で実験手法を教わる(これは別に何も問題はない)。

 7月末、卒研の内容教授に相談に行くと「君のやりたいことを伝えられていないからこちらとして用意できるプランは何もない」「本当にやる気ある人ならとっくに始めてるんだよね、もう7月だよ?」「大阪大学にも君みたいなやる気のない人がたくさんいるということがわかってきていて、そういう人たちはうちの研究室に来てほしくないんだよね」といったことを言われる(教授は阪大に来て3~4年目くらい)。そりゃ明確なテーマを僕が持っていったわけではなかったけど、コミュニケーションをとって相談したいと思っていっただけなのにめっちゃ人格否定されショックを受ける。

 そもそも僕は、配属当初に「筋肉に興味あります」って言ってたのに全スルーされていた。どうしてこんなことを言われなきゃならないのか疑問に思いながらも、自分の能力不足・意識不足だと自らに言い聞かせ納得させる。

おかしいと思いながらなんとか研究室に行っていたころ(8・9月)

 なんとかテーマを設定し、教わった実験を自分で進めようともがく。朝9時半出勤、夜はだいたい20:00くらいまで(遅いときは22:00くらいまで)実験をする毎日を送る。担当の助教は実験手順みたいな形式的なことはちょいちょい教えてくれたが、ちょっと質問に行くと「なんでそのやり方でやったの?」「研究ってもっと考えてやるもんだよね(笑)」的なことを言ってくる。(いやあなたに教わったからですが...。考えなきゃいけないのには賛成だけどまずは教わったことをやるでしょうが。)

 なんとか9月下旬まで実験の日々を送る。9月は院試勉強も両立させていたので、夜遅くに帰ってきて飯とか家事とかして日付変わってから数時間院試勉強みたいな生活になる。先生方からは基本放置なので全部自分でやろうとするが、そりゃうまくいかない(相談に行ってもまともな答えは返ってこない)。「どうして一人で全部やらなきゃいけないんだろう、まともにコミュニケーションを取ろうとすらしてこないのおかしくね?」みたいな思いを溜めていく。

 院試終了翌日は何とか学校に行くも、その次の日にメンタルが決壊。研究室を休んで一旦実家に帰ることを決意。そしたら数日後に父親が大阪に来てウケた(助かった)。

休養期前半(10・11月頃)

 10月~11月頭は実家で過ごす 毎日何もせず、漠然とした自己否定感・無気力感・希死念慮に苛まれながら、Mリーグを見る以外はほぼ寝っころがって過ごす。黙ってると精神が本当にダメになりそうだったので、仲の良い小中時代の友達にちょいちょい会ったりする。精神科に行き、抑うつの診断が出る。

 教授に研究室欠席連絡をすると、全く会話のキャッチボールが成立していない返信が来る。「俺の伝え方が悪いのか?俺がおかしいのか?」と、またもや辛くなる。ついでに「実験ちゃんとやってなかったし、このままだと卒業できないよ(要約)」とも伝えられる。俺のことなんて見てないくせに、ほぼ一日中一人でずっと実験してたのも知らないくせに、何言ってんだ?となる。

 11月頭頃、大阪に戻る。学科長みたいな先生に、研究室異動の手続きについて相談に行く。すると偶然にも同日、教授から「心配しています。困ったことがあったら頼ってくださいね。」と手のひらを返したかのようなメールが来る。マジの偶然だったらしいが、僕は学科長から話が行ってビビッて優しいメールを送ったのではと疑う(そうでなくても信用などしていないが)。

休養後半(12月~現在)

 NPO法人のNAAHに相談したりする。それなりに精神は落ち着いてきた。

 年が明けて1月、進路を考え始める。結果、研究室を異動した上での留年を目指すことを決める。親も全面的に同意してくれた(マジで感謝)。教授から実家に電話が言っていたらしいが、親・僕ともに完全無視(「オンラインを活用して卒業できる」みたいなことを言っていたらしいが、親は「本人に決めさせる」と一蹴したらしい。当然親は卒業を望んでいると思っていた様子の教授は戸惑っていたらしい(そりゃそう))。

 以降、ひとつひとつ手順を進め、一昨日めでたく留年・異動が確定。ただ最近は10月末くらいのメンタルに逆戻りしていて、辛い。(原因は教授にメールを書かなきゃいけなかったから。メールを書いても全然わかってないこと丸わかりの返信が来る・学生に対して誠実に向き合ってくれることなどないことが目に見えていたので滅入っていた。)一応、教授に「研究室が原因で精神を壊していました。留年して別の研究室に行きます。お世話になりました。」とメールすると、「メールありがとう。今までのことは気にせず、これからも今まで通り頑張ってくれることを期待しています。」と返信が来る。僕、もはや何も期待していなかったとはいえさすがに呆れ果てる。「あなたに傷つけられました」ってメールを受け取ってよくもまあしゃあしゃあと「今までのことは気にせず」なんて書けるよな。

今後

 帰省間近なのでスケージュール難しいんですが、大学のアカハラ相談室に行くつもりです。形式だけの謝罪だけでもいい、なんなら去年分の授業料+奨学金(留年するので切られる)くらいは払ってもらいたいですが。僕に非が無い・相手が問題だらけだった ということを勇気をもって主張していきたいです。

 

 誤解をしてほしくないんですが、決して「酷いことを言われたから傷ついた」なんてことではなく、

・自分からは全くコミュニケーションをとろうとしない・相手に伝えるべきことを伝えない教授(地位が上の人間)が、学生(地位が下の人間)を一方的に否定し、「自分が悪い」と抱え込んでしまった結果自己否定感がマックスに達した

みたいな感じです。「学生へのコミュニケーションがカス」という印象は、僕自身への仕打ちがひどいというよりはむしろ、他の先輩方とのセミナーでの会話を聞いてずっと違和感を感じていたことです。全然人の話聞く気なんてなくて、自分の言いたいことを一方的に投げつけるだけ・受け入れてもらえなかったら怒るみたいな話し方をしていた。わかってんのかどうなのか、教授と学生という力関係を利用しているようにも見えました。だって「これやってね」を拒否したら「やる気ないよね」「そういう人はいらない」とかいって無視が始まるんだから。

 どうもこの教授、「できるだけ自分のやりたい研究だけやっていたい、自分の利益になるような自力で研究できる人材は歓迎」「研究以外の仕事はやりたくない、普通レベルの学生の相手なんてしたくない」「その割には自分のスタンスは全く伝えない(たぶん世間体が悪くなるのをわかっている)。意に反する学生が来ても仕事だから一応は受け入れるが、強い言葉は使わずに『お前(学生)が悪い』感を醸しだす」という生態っぽい。滅びてくれ。

 

  今日はこの辺で終わりにします。早く気が晴れる日が来てほしい。人と会話しないとマジで布団にくるまって溜息を吐く機械になってしまうので、できるだけ外の空気を吸って、友達・先輩・後輩と会うようにしています。外でしゃべる分には普通にできるので気にせず接してくれると嬉しいです。abcにむけて頑張れたらいいなあ。

 あと、諸々の業務を任せきりにして迷惑をかけてしまっている方々、ごめんなさい。「フリバとか大会とか行ってるくせに仕事はしねえのかよ」と思われても仕方がないですが、自分の精神衛生を大事にさせてください。本当に申し訳ない。

 お読みいただきありがとうございました。