クイズふりかえり -学生クイズ編-

 今までを日記みたいに書いてみたくなったので、書きます。

 最近自覚したんですが結構自己顕示欲とか承認欲求が強くて、そんな僕に温かい言葉をかけてくれる方々がいてくださってありがたい限り・お恥ずかしい限りです。

高校より前

 もともとクイズ番組とか見るのが好き(よくある出だし)で、IQサプリとか平成教育委員会とかQさまとかをよく見ていました。高校生クイズは、知の甲子園時代は観てました。レオーノフと東くめとアスクレピオスの杖は高校生クイズを観て覚えました。勉強は好きだったし知識を増やすのは楽しいのに、それを共有できる友達が周りにほとんどいなかったので、はやく高校行きたいなと思っていた記憶があります。

 

高校時代

 1年生で寺内とメンサと同じクラスになる。ヤバい奴が大好き&クイズに興味はあったので、自己紹介で自分の名前より先にランドルト管の紹介をする寺内を一瞬で好きになる(普通に語弊があって、寺内は別にヤバくなくていい奴ですよ!!!)。僕は毎日野球をやって授業と休み時間は寝倒す生活を送ったけど、なにかと絡みに行ってはクイズの話を聞くのが楽しかった。2年生になってクラスが離れても寺内クラスの教室に行って絡みに行ってた気がする。クイズは楽しそうだなあとは思ってたけど、何より寺内の人柄がいいから。

 2年生になって野球部が全道に行ったとき、テレビの取材が入ってなぜかクイ研出題でクイズ大会をすることになる(寺内問読み・野球部のベンチ入りメンバー解答。僕は見学。なんでこうなったの???)。寺内のせいで1年生の頃のクラスメイトには「なぜ山/→ジョージ・マロリー」が常識になっており、無事同級生が回収する(「押すの遅かったな~」と悔しがっていたのが印象的。僕も「そうだよ~」といった記憶がある)。最後は「日本で一番広い湖/→霞ヶ浦」を先輩が正解する(パラレルの概念知らないのにすごくないですか?「ですが問題」の存在は知ってたんだと思うけど、すごかった)。

 3年生は野球と受験(授業を寝まくっていたせいで学力はカスだった)のおかげでクイズに触れる機会は少なめだった気がするけど、寺内とかメンサとかとはちょいちょい話していた。「大学でクイズやれよ~」って言われたっけ?言われた気もするけど、当時は楽器弾くのにも興味があった+真剣な人たちの中にモチベ半端人間が入るの申し訳ないという理由であんまり入る気はなかった(結局自分も真剣な人になったのだけれど)。

 

大学~現在

 ↑の理由でクイ研にはあんまり行く気がなかった(というより気が引けていた)が、サークルオリエンテーションでビラをもらい、そこに高校時代にありえんほど聞いた「なぜ山/」が書かれており、テンションが上がって部室に行ってみることにする。初めて扉を開けたときはたるおさんが問読みしていた気がする。他の人たち全然覚えてない(すみません)けど、すごいおデブがいたのは覚えている。まさか同級生とは。結局クイ研に入ることにする。1年生の頃は、ナチュラル知識が他の人より少なかったこともあり、ボタンつかなくてあんまり楽しくないな~の時期が長めだった気がする。ちのせとか339とかがめきめき強くなってて、すごいな~って見てた。とりあえず1年生用にもらった問題を読んでいて、その企画ではめっちゃがんばった(ちのせに負けたけど)。さらにそのあと、かわたさんが別に渡してくれた問題の企画で優勝できてうれしかった。初めてのabcの四択は全体の真ん中より下だったけど、壇上にたるおさんやかわたさんが上がっていて、勉強して強くなりたいなあと思い始める。

 2年生になって、とりあえずabcを読み始める。夏のSTUは8点くらい足りなかったけど、勉強の成果は感じた。大きなターニングポイントはabc west2。なんと紙抜け、2Rも勝ち、3Rもそこそこ戦えた。決勝はかわたさんの優勝をセコンドとして見せてもらい、よりモチベーションを上げる。abcは四択落ち(148位くらい)+筆記自己採点はボーダーまであと2点くらい。四択って難しくないですか?

 3年生はいい加減成果を出したいなと思い続ける。夏のSTUで53位くらいを取ったり、新人王で3勝部屋に行けたり、BNSでカスのクイズをしたり、UNIONで楽しくクイズをしたりする。冬のSTUでやっと紙抜け。

 4年生は情勢と自分の状況が悪かったせいで、大会にはあまり出られず。いろいろ考えた結果Ankiはやめる。その代わり作問をいくらかしようと思って、ぼちぼちやる。abc18thは四択通過するも断念。abc19thはペーパー次点。これで僕の学生レギュは終わり。

 

これから

 abc19thで抜けられなかったのに思ったよりショックを受けていない自分がいて(悔しいは悔しいけど)なんでだろうと思ったんですが、僕のクイズは、「クイズ大会で勝つこと」は最終目標ではなく副産物みたいなもので、「クイズを通して世界のいろんなことを知って、楽しい人生を送ること」がゴールだからなのかなあと思いました。Ankiをやめたのもこんな感じの理由でしたし、作問の過程で自分の知らない面白いことをたくさん知れて楽しかったので、これが自分には合ってるのでしょう。勝負事は好きなので大会でも勝ちたいですが!人生の目標のひとつに「どんな話題でもある程度話ができるくらいの知識人になりたい」っていうのがあって、それとクイズが相性がとてつもなくいいんです。理系学問はもとより、どんな本が面白いって話がしたいし、どの武将がかっこいいやら強いやらって盛り上がりたいし、お金を儲ける仕組みを知っておきたいし、あらゆる漫画を読み尽くしたいし、いろんなゲームでいい勝負がしたいし、楽器を弾けるようになりたいし、お笑いに詳しくもなりたい。こんなこと言ってたら時間もお金も自分のエネルギーも足りないんですが、人生を彩る趣味の中にクイズがあるので、ぼちぼち付き合っていきます。出られる大会があればもちろん勝ちたいですよ。これからもよろしくお願いします。まずはトムがおごってくれるらしい(限度額付き)のが楽しみです。